目の前の1球を追いかけ、全員野球で再び甲子園へ
得点をたぐりよせようと、実践的な練習で打撃や走塁も強化。就任3年で聖地に導いた鈴木監督の熱のこもった指導に選手は真摯に耳を傾けます。
(鈴木聡監督)「あと一歩でアウト、セーフ1点入るか入らないか、そういう戦いしかないんだよ。僅差しかないんだよ。こういう1か所バッティング、そういったところで試そうとしなかったら、いつやるのよ」

選手と監督をつなぐのが、男子マネージャーの大学雄斗さんは、肘や膝のけがに苦しみ選手から転向しました。練習のサポートに加え、指導者と選手の間に立つ潤滑油としても欠かせない一員となっています。
(マネージャー・大学雄斗さん)「ずっと葛藤してましたけど、その中でも最終的には親が雄斗が頑張るんだったら、応援するからって言ってくれたんで、その言葉が後押しになって、今こうなってます。みんなが夏最高のパフォーマンスをできるようにサポートできたらと思います」

全員野球で再び甲子園へ。春夏連続出場を目指しながらも、選手が追いかけるのは目の前の一球、一勝です。
(田原光太郎主将)「1試合1試合を大事にして、その積み重ねが優勝ということに繋がると思うので、本当に先は見ずに、まずは目の前の試合に集中してやっていこうと思います」
柳ヶ浦の初戦は大会5日目、8月10日の第1試合で津久見と竹田の勝者と対戦する予定です。