甲子園出場切符をかけて戦う夏の高校野球大分大会は、7月6日に開幕します。第1シードの柳ヶ浦高校は、20年ぶりに甲子園の舞台に立った春のセンバツに続いて、出場を目指します。
センバツでは開幕試合で注目を浴びる中、1点差で敗れた悔しさを糧に、自分たちの野球を磨いてきました。

(田原光太郎主将)「ああいう大舞台に立つと、思ったように体が動かなかったりとか、緊張で思うようにプレーできなくなった部分があるので、練習のときから試合同様の緊張感を持ってやるっていうのを全員が意識してやってきました」

粘り強く守り、泥臭く1点を取りに行く全員野球で戦う柳ヶ浦。経験豊富なエース・杉本を中心に3年生4人の投手陣でつないで守備のリズムを作ります。
(エース・杉本羽輝投手)「コントロールも少しずつ安定してきましたし、夏に向けて仕上がってきてると思います。接戦が絶対続くと思うので、1イニングでもゼロを続けられるように、どんどんやっていきたいと思います」

投手を盛り立てるのは軽快に打球をさばく二遊間。セカンドの島袋は、1番バッターとしてもチームをけん引する機動力野球の要です。
(セカンド・島袋二魁選手)「守りからのチームなんで、やっぱり守りでの無失点っていうのが自分たちの一番の課題でやってます。2ストライクから粘ってフォアボールでもいいので、内野の頭を狙ってしっかり打っていきたいと思います」
