船旅を楽しむ大型の客船、クルーズ船の宮古港への寄港が増えています。
2023年度は8回でしたが2024年度は10回。そして2025年は今後の予定も含め、16回となっています。
年間で数回寄港があるかないかの県内の他の港と比べると、圧倒的な多さです。
なぜ宮古港への寄港が増えているのでしょうか?その理由を探りました。

(浅見キャスターリポート)
「沖の方に船の姿が見えてきました。ハンセアティック・インスピレーションが、宮古港に入ってきました。」
27日の午前6時半ごろ、大漁旗に迎えられながら宮古港に接岸したのは、ドイツの会社が運航するマルタ船籍のクルーズ船、ハンセアティック・インスピレーションです。

乗客と乗員の数は合わせておよそ400人、総トン数1万5650トンで全長は138メートルの青とオレンジのラインが入った真っ白な船体は、風格と迫力を感じさせますが、それでもクルーズ船としては小型の部類に入ります。