H2Aロケットの最終号機・50号機が、29日未明、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられ、打ち上げは成功しました。
H2A50号機は、29日午前1時33分に種子島宇宙センターから打ち上げられました。搭載した観測衛星「いぶきGW」が予定の軌道に投入され、打ち上げは成功しました。
H2Aは今回の50号機が最後の打ち上げで、50機中49機で成功し、成功率は世界最高水準の98%になりました。これまでに小惑星探査機「はやぶさ2」や、日本で初めて月面に着陸した「SLIM」などを輸送してきました。
(三菱重工業 鈴木啓司打上執行責任者)「役割を果たし終えた50号機に対して『よくやってくれたね、ありがとう』と言いたい」
今後の打ち上げは、新型ロケットH3に引き継がれます。