◆《全国の自治体で減る殺処分…現場を支える保護団体》

森田絹子キャスター)
 環境省の集計によると、全国各地の自治体では20年前の2005年度は、引き取ったネコ22万6702匹が殺処分されていました。それが2023年度、6899匹にまで減っています。

こうした背景には、法律の改正が重ねられたこと。そして『ねこたまご』のような保護団体と自治体の連携が深まっているなどの理由があります。

堀啓知キャスター)
 札幌市では「殺処分ゼロ」ということですから「積極的に保護猫を引き取ろう」という意識も、たくさんの人に広がっているのではないかと思います。

そして、子ネコと向きあうボランティアの方の取り組みをみていると、改めて動物を飼う事の大変さ、飼いきることの責任にも気づかされます。当たり前のことですが、人の手を無くして生きられない小さな命を最後まで守っていく、その覚悟が必要です。

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