◆《離乳期前の子ネコを24時間見守る“ミルクボランティア”》

乳飲み子ボランティア 玉田美紀子さん
「名前は“三日月”と“新月”です」


 『ねこたまご』が保護した、生後1か月に満たない2匹。玉田さんは“乳飲み子ボランティア”と呼ばれる、メンバーの1人です。

乳飲み子ボランティア 玉田美紀子さん
「測りでゼロにして(以前)飲んだ分の後からやります。この子たちはもう10g以上飲みます」


生まれてしばらくの間は、食事や排せつができず、2~3時間おきに、ミルクをあげる必要があります。

乳飲み子ボランティア 玉田美紀子さん
「子ネコは1時間起きて2時間寝るみたいな感じかな。ミルクを飲まないとか、薬を嫌がるとか、あと下痢が一番大変ですね、あと私も寝不足になるのが大変」


 ネコの保護活動に取り組む『ねこたまご』のボランティアスタッフは、約100人。15人が“乳飲み子ボランティア”として、離乳期を迎えるまでの、約1か月間、毎日24時間、小さな命と向き合うことになります。

乳飲み子ボランティア 玉田美紀子さん
(Q.手放すときは寂しくないですか?)
「んー、もう慣れたっていうか(笑)」


玉田さんの手を離れると、次は、離乳期の預かりボランティアへ引き継がれます。