僕が一番忘れちゃいけない
男性は、友人の月命日である29日には、必ず現場を訪れています。

「悩み事とかあったとき、1人で何か考え、夜とかは来てますね。なるべくこの道を通るようにしてますし、苦しい思い出ではありますけど…それと同時に僕が一番忘れちゃいけないし、唯一証言できるので」
事故後も男性はバイクに乗り続けています。バイクは、彼と亡き友人をつなぐ共通の趣味でした。

「バイクに乗ってる時間が唯一、何も考えなくていいというか…。なんか自由になる時間な気がして」
「彼と遊んでたときも、本当にこんな感じでめちゃくちゃ晴れてて、そろそろ夏が始まるなって、ウキウキソワソワする時期だったんで。だからすごく印象的です」