もしマダニにかまれたら

もしもマダニにかまれた場合、無理に自分で引き抜かずに医療機関を受診してください。その後、数週間は体調の変化に注意してください。
恵俊彰:
マダニはかんだままの状態でずっといるんですか?
五箇公一特命研究員:
はい。数週間ぐらいずっと血を吸っています。
気付かないうちにどんどん(マダニの)体がふくれて、ホクロができたと思ったら実はダニだったというケースがあったりします。
まず皮膚科に行っていただいて、きれいに切って取ってもらうのが大事です。自分で無理に抜くと口だけ残ったり、血液が逆流したりしてかえって危険になります。
コメンテーター 高橋みなみ:
知識ってやっぱり大事ですよね。知らなかったら虫が自分の手についてたらバッとはらっちゃいます。
マダニにかまれない対処法は

これから夏にかけて肌を露出して遊ぶ機会が多くなりますが、露出部や衣服に防虫スプレーをつけて、ダニを寄せ付けないようにすることが大事です。
五箇氏は、有効成分の「ディート」が30%入っているものを勧めています。
五箇公一特命研究員:
蚊よけのスプレーはディートの有効成分が少し薄いので、できたらダニ用を選んでいただければと思います。
(ひるおび 2025年6月25日放送より)
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<プロフィール>
五箇公一氏
国立環境研究所 特命研究員
サングラス姿でハードな風貌がトレードマーク
愛称は「ダニ博士」 外来生物の対策を研究