「直撃雷」に「誘導雷」と「逆流雷」

雷が被害をもたらすメカニズムについて、宮崎大学工学部の迫田達也教授は、直接建物へ落ちる以外にも、「誘導雷」と「逆流雷」の2つのパターンがあると説明します。

(宮崎大学工学部 迫田達也教授)
「雷雲から直接建物へ落ちるものが『直撃雷』です。『誘導雷』は建物に直接落ちるわけではありませんが、それによって、建物に引き込まれている通信線や電源線を介して、建物内に異常な電圧電流が入り込むパターンです。そして、『逆流雷』の場合は、直接建物に落ちるわけではありませんが、大地を通って建物の設置線から入ってくるパターンです」