日々、みんな必死。生きるのに必死で…

一方、刑事裁判は長期化しています。
富山地裁は島津被告に無期懲役の判決を言い渡しましたが、二審の名古屋高裁金沢支部は審理を富山地裁に差し戻し、去年3月には最高裁もこの判決を支持。
現在、検察側と弁護側、裁判官が争点や証拠を整理する期日間整理手続きが行われていて、富山地裁では今後、強盗殺人罪の成立を前提に再び裁判員裁判が開かれる予定です。
事件から7年の歳月が経ったことについて、中村さんの妻は――
中村信一さんの妻
「日々、みんな必死に。生きるのに必死で。7年経ったから気持ちが少しずつ楽になってるとか、そういうことは一切なくて」