青森県むつ市の小中学校や特別養護学校が、地元の海岸をきれいにしようと、合同で清掃活動をしました。今年度で閉校する小学校も参加し、一生懸命作業に取り組んでいました。

むつ市の奥内小学校や近川中学校、それに、むつ養護学校中学部の3校は交流を深めるために35年前から合同で清掃活動をしていて、25日は子どもたちや地域の人、約140人が参加しました。

会場となった浜奥内海水浴適地は、2024年から海水浴場としては閉鎖されていて、浜辺に打ち上げられた漁具やビニール袋を拾い集めました。

なかでも、奥内小学校は、今年度での閉校がきまっていて、児童は最後の清掃活動に一生懸命取り組んでいました。

奥内小学校の児童
「最後の1年で、浜奥内のごみを少しでもきれいにできたのでよかったです」

近川中学校の生徒
「地域の海なので、自分たちできれいにするのが大事だと思う。ほかの学校との交流も深められるので続けたい」

清掃活動は、来年度以降も近川中学校とむつ養護学校の2校で引き続き行うことになっています。