2024年3月に発生した火災で拝殿が全焼した五所川原市の神明宮で「宵宮祭」が行われ、地域住民が祭りを楽しむとともに再建を祈りました。

境内に立ち並ぶ屋台で浴衣を着飾った子どもたちが祭りならではのゲームや食べ物を楽しむのは、五所川原市にある神明宮の「宵宮祭」です。

神明宮は2024年3月19日に原因不明の火災で拝殿が全焼しましたが、祭りを奉仕し続けることが務めであるとして、火災以来様々な祭り事を行ってきました。

ボランティアなどの協力を得ながら再建に向けた準備を進め先月にはクラウドファンディングに挑戦。全国各地から支援の輪が広がって23日の時点で、第二の目標として掲げていた1100万円に届くまであとわずかとなりました。

※神明宮 齋藤麻毅宮司
「きらめく人の気持ちが必ずどこかにあるという事を感じる」

23日の宵宮では津軽神楽の中から5つの舞を奉納し、再建に向けた決意を新たにしました。

※神明宮 齋藤麻毅宮司
「祭り事はすることが大切一日も早く蘇らせたいと思う蘇らせるという事が私たちの幸せな暮しに繋がり私たちの行いというものを感じる」

神明宮では様々な形で支援を募り最終的な目標である約3億円を確保し、2028年の再建を目指します。神明宮の「宵宮祭」は24日まで行われています。