2月に雪の重さで建物の倒壊被害が確認された青森市浪岡の県重宝、旧坪田家住宅について7月3日から倒壊部分の解体作業が行われることが分かりました。
青森市浪岡にある旧坪田家住宅は江戸時代末期の農家の暮らしがわかる建物として、2002年に県重宝に指定され保存されていましたが、今シーズンは大雪のため屋根の雪下ろしの手配がつかず、2月に建物の一部が倒壊する被害が確認されていました。
その後の専門家などの調査で倒壊したのは土間や馬を飼育する「馬屋」などと分かっていました。
24日開かれた市教育委員会の定例会で市は被害の拡大を防ぐため、7月3日から倒壊部分の解体を行うことを明らかにしました。
解体作業は9月末までで残っている建物の保護なども行われる予定です。