(鹿児島国際大学 松本俊哉准教授)「事業再編をかなりスピード感持って進めてこられたと思う」

経済が専門の鹿児島国際大学・松本俊哉准教授です。長年、県民に愛されてきた山形屋の強みをさらに強化することが必要と話します。
(鹿児島国際大学 松本俊哉准教授)「インバウンドの効果が出ている。各種の催事も非常に好調。プラスアルファの強みを作り出していくことが、今後求められるのでは」

山形屋のここ40年の売上高です。1996年度のおよそ680億円をピークに減少傾向となり、2020年度はコロナの影響で312億円に。その後、4期連続増収で昨年度はおよそ383億円。
免税売上高が6億円あまりで過去最高を更新するなど、本業の利益を示す「営業利益」は1億500万円あまりの黒字となりました。
(鹿児島国際大学 松本俊哉准教授)「これまでとは違う百貨店の形を発信していけるか。インバウンドの追い風を機に示してほしい」
買い物に訪れる街の人は。
(40代男性)「経営の立て直しがうまくいっていると思って、ちょっとホッとしてる」
(50代女性)「今もお客さん多かった。海外の方も結構来ていたので、いろいろ取り組んでいるんだろうと分かった気がする」