今が旬を迎えているブルーベリー狩りが楽しめるスポットが、福島県いわき市に去年オープンしました。

のどかな田園風景の中に広がるブルーベリー畑。いわき市平の海岸沿いにある観光農園「ブルーベリーファームいわき」では、16品種・1200本のブルーベリーが栽培されています。

「ブルーベリーファームいわき」の代表・渡邊充彦さんは、9年前に脱サラし、去年、観光農園をオープンさせました。

渡邊充彦さん「震災後に人が集まる楽しい場所を作りたいという思いがありました。コロナ禍に愛知県岡崎市で食べたブルーベリーがとてもおいしくて、これをみんなに食べてもらいたいと思いました」

栽培の特徴は、鉢植えの形で栽培する「養液ポット栽培」です。ひとつひとつ溶液を流すので管理がしやすく、根の張りも良く、おいしいブルーベリーになるということです。

おすすめの品種のひとつが「トワイライト」です。粒が大きく、爽やかな甘さのブルーベリーです。また、甘みが強い「オニール」や、酸味と甘みのバランスが絶妙な「ジュエル」など、様々な品種があり、ブルーベリー狩りで食べ比べることができます。

また、「ブルーベリーファームいわき」には、カフェもあり、ブルーベリーを使ったチーズケーキなどを味わうことができます。

さらに、大粒のブルーベリーがたっぷりのった「ブルーベリーピザ」も。そのほか、「ブルーベリージュース」や、これからの季節たまらない「ブルーベリーかき氷」もあります。

また、今年からは苗木の販売も始めたということです。

ブルーベリー狩りは8月まで楽しむことができ、中学生以上の大人2000円、小学生が1500円などとなっています。詳しくはホームページをご覧ください。