海上自衛隊の最新鋭の護衛艦「ゆうべつ」が母港となる大湊基地に入港したことを歓迎する式典が開かれました。

23日は、乗組員やその家族などおよそ150人が参加して歓迎行事が開かれました。

そして近藤奈津枝大湊地区総監が「乗員一丸となり、ゆうべつの輝く歴史を作り上げて行ってもらいたい」とあいさつをしました。

22日に入港し、海上自衛隊大湊基地の護衛艦隊第15護衛隊に配備された「ゆうべつ」はこれまでの護衛艦に比べて装備品などを艦内に入れることで、レーダーに捉えられにくい、最新のステルス護衛艦です。

平面的な外観が特徴で、乗組員もわずか90人と省力化が図られています。

護衛艦ゆうべつ 河野大輔艦長
「船の最新の能力を活用しまして、平素の警戒監視といった任務にもしっかりと対応できるものと考えております。」

大湊地区隊によりますと、新しく造った船が大湊基地に配備されるのは、2019年2月に就役した「しらぬい」以来6年ぶりで、これで、大湊地区隊の護衛艦の体制は8隻となりました。