22日と23日、人里でのクマの目撃情報が相次いでいます。青森県弘前市では田んぼを駆け回る様子が、そして、鶴田町ではクマとみられる動物が泳いでいるのが目撃され、付近では注意が呼び掛けられています。23日弘前市で目撃されたのは田んぼの中を駆け回るクマでした。
村上記者
「現場には足跡の様なものもみられこちらへと続いています」
弘前市役所によりますと、午前6時ごろ種市公民館の近くで体長約1メートルのクマ1頭が目撃されました。
住民
「あれっ、クマって、そういう感じ。見た感じはそう大きい感じでもなく小さい感じでもない」
周辺の学校は子どもが親の付き添いの下で家に帰らせる措置を取ったたほか、弘前市や警察は周囲をパトロールし注意を呼び掛けています。
そして、鶴田町の富士見湖パーク周辺では22日、目撃がありました。
目撃者
「ステージから見回りにこちらに来てみたら木の陰からクマが出てきました」
こちらが撮影されたクマとみられる動物です。目撃した人によりますとおよそ1メートル20センチのクマが速いスピードで泳ぎ、その後、陸に上がって畑がある方向に姿を消しました。
目撃者
「雨が降っていたのでちょうどその時観光客も一組しかいなかったので、すぐ撮影した後は管理棟に戻ってクマが出たということで注意喚起した」
町は周辺にクマを捕獲するための罠を設置すると共にパトロールをして注意を呼び掛けています。