7月に行われる参議院選挙と仙台市長選挙を前に、23日に宮城県警に選挙違反取締本部が設置されました。

参議院選挙の取締本部は、県警本部と県内24の警察署に設置されました。

県警によりますと、前回2022年の参議院選挙では、選挙違反の摘発はありませんでしたが、チラシの配布など関する警告が7件ありました。

今回は、これまでポスターの掲示についての警告が1件報告されているということです。

県警捜査第二課 一條裕人次長:
「選挙の自由と公正を確保するため、悪質な事案については法と証拠にのっとり厳正に対処していきたいと考えている」

参議院選挙の宮城選挙区には、現職と新人5人の合わせて6人が立候補を予定しています。

参院選は7月3日に公示、20日に投開票が行われる見込みです。

また、23日には県警本部と仙台市内6つの警察署に仙台市長選挙の取締本部も設置されました。

仙台市長選挙には、これまでに現職と新人の2人が立候補を表明しています。7月20日に告示され8月3日に投開票が行われます。