十島村の諏訪之瀬島で23日午前、爆発=爆発的噴火があり噴煙は火口から2300メートルの高さまであがりました。

気象台によりますと、23日午前10時半ごろ、諏訪之瀬島の御岳で爆発があり、噴煙は火口から2300メートルの高さまであがりました。爆発が確認されたのは、今年5月2日以来、およそ1か月半ぶりで、今年に入って27回目です。

諏訪之瀬島では「火口周辺規制」の噴火警戒レベル2を継続していて、23日は午後5時までに火山性地震が14回観測されています。

福岡管区気象台は「爆発はレベル2の範囲内」とした上で、火口中心からおおむね1.5キロの範囲で弾道を描いて飛ぶ大きな噴石に警戒するよう呼びかけています。