霧島連山の新燃岳がきのう22日夕方、7年ぶりに噴火しました。
噴火はおよそ1時間半後に停止しましたが、鹿児島地方気象台は引き続き火口からおおむね2キロで弾道を描いて飛ぶ大きな噴石に警戒を呼びかけています。
福岡管区気象台によりますと新燃岳は22日午後4時37分に噴火し、噴煙は、火口から500メートルまで上がり、宮崎県方向に流れました。
新燃岳の噴火は、2018年6月27日以来、7年ぶりです。
その後も連続噴火が続いていましたが、22日午後5時55分に停止した模様です。
新燃岳では22日午後3時からきょう23日午前7時までに火山性地震が72回観測されています。
気象台は23日午後から調査隊を派遣しガスの観測を行う予定ですが、雨のため中止になる場合もあります。
気象台は引き続き、火口からおおむね2キロまで弾道を描いて飛ぶ大きな噴石に、また1キロまでは火砕流に警戒を呼びかけています。