消防団員の技術の向上をはかり、日ごろの訓練の成果を競う大会が長野市で開かれました。

「ポンプ操法を始めます!」


長野市の県消防学校で行われた市の消防団の大会には、小型ポンプなど3つの部門におよそ140人が出場しました。

5人一組で行う小型ポンプの部門では、ホースを手早くつなぐ動作やポンプの水圧、制限時間内に正確に的を射抜く技術などを競いました。


長野市消防団によりますと、市内には現在およそ2800人が登録していますが、今回の大会では、団員の負担を減らすため、訓練回数を統一するなどの配慮をしたということです。

消防団では、団員の確保や高齢化といった課題はあるものの、こうした大会や訓練を通じて非常時の対応や防災の意識につなげていきたいとしています。