2025年3月に亡くなった元農林水産大臣で青森県八戸市出身の田名部匡省さんと妻・英子さんのお別れの会が八戸市で開かれ、政界などから多くの人が参列し、別れを告げました

元農林水産大臣で八戸市出身の田名部匡省さんは2010年に政界を引退するまで県議会議員を2期、衆議院議員を6期、参議院議員を2期務め、2025年3月26日に90歳で亡くなりました。

6月21日は田名部さんと3月31日に亡くなった妻・英子さんのお別れの会が八戸市で開かれました。

会場にはアイスホッケー選手として活躍した田名部さんとスコーバレーオリンピックなどでチームメイトだった冨田正一さんや、「八戸戦争」とも呼ばれる選挙戦を繰り広げた元衆議院議長の大島理森さんたちおよそ1000人が参列しました。喪主は次女の田名部匡代参議院議員が務めました。

喪主 田名部匡代 参議院議員
「何度も言われたことで覚えているのは『自分の選挙より、人の選挙、自分のことより人のため、言葉ではなくて行動で信頼を得られる人であれ』という大切な私にとって宝物の言葉です」

会場には生前の写真が展示され、参列者は故人との別れを惜しみました。