青森県大鰐町が2025年4月から町のホームページに掲載していた情報について、閲覧した人がファイルを加工した場合、856人分の氏名が閲覧できる状態になっていたと町が明らかにしました。

大鰐町は2025年4月、町のホームページに農業経営基盤強化促進法に基づいた計画を公表するのに個人情報である氏名を開示しない処理をした上で情報を掲載しました。

ただ、閲覧した人が情報をダウンロードしてファイルを加工すると856人分の農業従事者の氏名が見られる状態になっていたことが6月13日に発覚しました。

大鰐町によりますと、現時点で二次被害は確認されていません。

町は「このような事態を招いたことを深く反省する」とし、氏名を開示しない処理の方法を再度確認して職員同士で共有をするとしています。

同様の事案は6月9日に階上町でも発覚していて、284人分の農業従事者の氏名が見られる状態になっていました。