7月20日と想定されている参議院選挙の投開票まであと1か月です。
改選議席3の福岡選挙区では、これまでに12人が立候補を表明していて混戦が予想されます。
物価高対策などが争点となる中、有権者は何を重視して一票を投じるのでしょうか?
参院選福岡選挙区には6月20日までに12人が立候補を表明

RKB 植高貴寛記者
「参院選のポスター掲示板が設置されていますが前回より3枠増やし過去最多の21枠を準備しています」
7月3日公示、20日投開票が有力視されている参議院選挙。


改選議席3の福岡選挙区には、6月20日までに12人が立候補を表明しています。
福岡選挙区は自民、立憲、公明の3党が議席を分け合ってきて、3党の「指定席」と呼ばれています。

これは、3年前に実施された参議院選挙の得票率です。
自民 58万6217票 29.2%
立憲 43万8876票 21.9%
公明 34万8700票 17.4%
維新 15万8772票 7.9%
自民、立憲、公明の3党でおよそ7割を占めていて、3位の公明と4位の維新は9.5ポイント開いていました。

自民 53万2379票 25.27%
立憲 41万4604票 19.68%
公明 31万8003票 15.10%
国民 23万5169票 11.16%
一方、去年秋に実施された衆議院選挙の比例の得票率では3位の公明と4位の国民との差はおよそ4ポイントまで縮まっています。