青森県内は、20日も「梅雨の晴れ間」が広がりました。内陸部では30℃を超える「真夏日」となり、熱中症の疑いで5人が病院に運ばれています。
ギラギラと照りつける太陽。
各地で「雨傘」ではなく「日傘」を差す、まるで真夏の光景が広がりました。
県内は高気圧に覆われ、内陸部を中心に気温が上がり、平川市碇ヶ関で32.1℃、弘前で30.4℃などと、23ある観測地点のうち3地点で「真夏日」に、4地点で2025年の最高気温を観測しました。
この暑さを凌ぐため、様々な工夫がみられました。
弘前市民
「暑いです」
Q.扇風機は必需品?
「はい」
Q.なぜタオルを頭に?
「日差しを防ぐために」
さらに、屋外で作業をする人は空調機能付きのベストで対策を講じていました。
弘前市民は
Q.ベストを着ていると違う?
「違います。涼しいです。何も暑くない。風が中に入るから」
一方、県内の各消防によりますと、午後4時半までに5人が熱中症の疑いで病院に運ばれたということです。
明日21日は、1年で最も日中の時間が長い「夏至」です。
気象庁によりますと、夜遅くに雨となるものの、20日以上に気温が上がり湿度も高くなる見込みで、体調管理に十分な注意が必要です。