信州に根付く発酵の文化を多くの人に知ってもらおうと、軽井沢町でイベントが始まりました。


軽井沢マリオットホテルで20日から始まった「軽井沢発酵フェス」。

信州に根付く発酵の文化を多くの人に知ってもらおうと、マリオットホテルと県内の発酵食品の団体で作る「発酵バレーNAGANO」が初めて開きました。

軽井沢マリオットホテル 大平兼太郎総支配人「これ(発酵文化)を武器に長野、軽井沢マリオットから国内外に向けて発信していくと。地域も県も盛り上がっていくんじゃないかと」


並んでいるのは、県内の発酵食品メーカーおよそ20社の日本酒やワイン、チーズや味噌、漬物といった自慢の品々!

飯島町などに工場を持つ明治9年創業の内堀醸造は、およそ800種類の酢を製造しています。


おすすめは県産リンゴで作ったお酢だそうです。

内堀醸造 杉江毅さん:「信州リンゴの果汁をいったん発酵してシードルを作り、そのあとに酢酸発酵してリンゴ酢を作る。そこに果汁を加えて甘酸っぱくしたもの」

レストランで提供されるのは、チーズや漬物、生ハムを盛り合わせた一皿など発酵をテーマにしたイベント限定の料理やドリンクです。


こちらは県産の甘酒をベースにクランベリージュースやいちごのシロップなどで仕上げたノンアルコールのカクテルです。

軽井沢発酵フェスは20日から3日間の日程で予約制、体験型のワークショップや専門家によるトークショーも開き、魅力を発信していくということです。