松本城の耐震対策工事が早ければ3年後の2028年から始まる見通しで、期間中は、天守への入場ができなくなります。


国宝・松本城の天守は2017年の耐震診断で、大地震の際に一部が倒壊する可能性が指摘されました。

市が19日に示した耐震補強案では、天守の1階から5階に鉄骨フレームを入れ、1階と4階部分にダンパーを設置するほか、基礎部分には鋼の杭を打つといった工事を行います。


今年度中に基本設計に着手し、早くて3年後の2028年から工事を始める見通しです。

工事期間は未定ですが数年以上に及ぶとみられ、一般客の天守への入場ができなくなります。


市は工事中の見学方法についても検討することにしています。