青森県むつ市の小学生が授業で、「海洋ごみ」が海に与える影響について学びました。

この授業は、日本財団が推進する海洋ごみの削減に取り組むプロジェクト「CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開かれ、19日は大畑小学校の5年生と6年生合わせて70人ほどが参加しました。

授業では、浅虫水族館やむつ市の職員が、「海洋ごみ」の約8割が陸で発生した「ごみ」で、特にプラスチックは魚などの海の生物の生態系に影響が出ていることを説明しました。

そのため、日常で出す「ごみ」を削減することが、「海洋ごみ」を減らすことに繋がるとして、『リデュース』や『リユース』、そして『リサイクル』の“3R”が大切なことなどを説明し、子どもたちはメモを取りながら熱心に学んでいました。

児童は
「魚とかがロープとかに引っかかって、死んじゃうというのが多かったので、ボランティア活動などに参加して、ごみを拾っていければ」

「見つけた『ごみ』は進んで拾ったり、遊ぶ時には水筒を持ち歩いたりして、『ごみ』を減らしたいです」

このあと、子どもたちは学校近くの海岸で実際にごみ拾いを行い、地元のきれいな海を守る大切さを学びました。