初夏の味覚「サクランボ」の収穫が、これから本格化します。これにあわせて、生産量が青森県内で1番多い南部町で、盗難防止のパトロールが始まりました。

サクランボの盗難防止パトロールは18日に出動式が行われ、三戸警察署や町の職員、それに防犯協会などがさっそく町内の園地へ向かいました。

園地では、初夏の味覚「サクランボ」がたわわに実り、まもなく収穫が本格化するため、参加した人たちは園地で注意を呼びかけるのぼりを設置していました。

パトロールは、収穫シーズンが終わる7月下旬まで行われ、メンバーは町内に20か所以上ある園地をくまなく回る予定です。

三戸警察署 田中光男 署長
「生産者が安心して収穫して、消費者ができるだけたくさんの人がサクランボを楽しむ、そのために関係者と連携してパトロールを行い、盗難防止に努めたい」

南部町では2024年、サクランボの盗難に関する相談が1件あり、関係者は警戒を強めています。