7月3日の公示が有力視される参議院議員選挙に向けて、青森市は19日から候補者のポスターを貼る掲示板の設置作業を始めました。

参院選青森県選挙区の候補者のポスター掲示板は、公示日までに県内6123か所に設置される予定で、このうち掲示板の数が一番多い青森市は、19日から設置を始めました。

参院選は7月3日公示、20日投開票が有力視されていますが、日程はまだ固まっていないため、掲示板は空欄のままです。

青森市選挙管理委員会は、日程が決まるのを待つと掲示板の設置が間に合わない恐れがあるため作業を始めていて、後日、シールを貼って対応する予定です。

青森市では、今回の参院選で初めてバスを使った「移動期日前投票所」を青森高校と青森第一高等養護学校の敷地内に開設し、若年層への選挙啓発と投票率向上につなげたいとしています。

青森市選挙管理委員会事務局 太田慎二 次長
「有権者の皆さんにとって大切な選挙ですので、着実に準備を進めていきたい。用事などで投票日当日に投票に行けない方は、ぜひ期日前投票所を利用いただきたい」

参院選青森県選挙区には、これまでに5人が立候補を表明しています。