夏のボーナスの時期が近づいてきました。物価高の中、皆さんどう使うのでしょうか。街で「ボーナス事情」を取材しました。

ボーナス平均支給額45.7万円 その使い道は?

山形純菜キャスター:
多くの企業で6月下旬から7月上旬に支給されるという夏のボーナスについて見ていきます。

夏のボーナスの支給状況は、帝国データバンク(全国1227社を調査)によると次のようになっています。

【今年 夏のボーナス どうなる?】
●賞与あり・増加する企業 33.7%(前年比5.8ポイント減)
●賞与あり・変化なし企業 37.0%(前年比2.8ポイント増)
●賞与あり・減少する企業 12.0%(前年比0.7ポイント増)
●賞与なし企業 13.9%(前年比2.7ポイント増)

続いて「賞与あり・増加する」という企業の内訳を見ていきます。

【「増加する」企業の割合】
・大企業 38.4%
・中小企業 33.0%(うち小規模企業 27.0%)

また、正社員1人あたりの平均支給額は45.7万円で、前年比で1.8万円増加しているということです。

情報サービス企業からは「トランプ関税などで先行きが不透明なため、夏は控えめに…。関税の影響がなければ、夏の不足分を冬で支払う」という声もありました。

Nスタの街頭インタビューでは12万円のソファーを買ったという方もいましたが、皆さんの夏のボーナスの使い道はどうなっているのでしょうか。

【夏のボーナス 使い道は?】
・貯金・預金 65%
・資産形成(NISA・不動産投資など) 49.3%
・旅行・外食 28.1%
・日常的な生活費 28.1%
など(複数回答)
(夏のボーナスに関する調査 家計診断・相談サービス「オカネコ」調べ)

夏のボーナス支給に合わせて、東京スター銀行では6月末までの期間限定で、1年預けた場合に年利が0.91%になります(インターネット限定、最低預入金額50万円)。

また、SBI新生銀行は6月13日から金利を改定し、5年で年利が1.10%になります(インターネット限定、1口30万円以上)。

井上さんは、ほぼ投資に回すということですが…。

井上貴博キャスター:
私は8割が資産形成です。2割は残していますが、別に使うものがないです。芸人さんにとって、ボーナスに近い感覚のものはあるのでしょうか?

令和ロマン 松井ケムリさん:
ボーナスというものはないのですが、強いて言うなら、たとえば賞レースなどの賞金になるでしょうか。ご褒美というか、そういう感じです。

僕は2023年・2024年のM-1グランプリで2連覇しましたが、2023年の賞金の1000万円は、全部相方(髙比良くるまさん)にあげてしまいました。

2024年に優勝した分の賞金1000万円は何か月か前に入ってきましたが、後輩に使っているだけです。旅行に連れて行ったり、飲み代に消えたり。使い道のジャンルでいうと、僕は後輩という資産形成だと思って使うようにしています。