鹿児島商業高校の野球部監督として春夏合わせて3回甲子園に出場した塩瀬重輝さんがきのう16日亡くなりました。86歳でした。

姶良市出身の塩瀬さんは鹿児島商業高校監督として春1回、夏2回の甲子園に出場。1986年夏の甲子園では、鹿児島商業を初のベスト4に導きました。この年の国体では県勢初の全国制覇も成し遂げています。

中日ドラゴンズの井上一樹監督ら多くの選手を育てました。

関係者によりますと、塩瀬さんは鹿児島市内の病院に入院していましたが、16日夜、多臓器不全のため亡くなったということです。86歳でした。

通夜はあす18日、葬儀はあさって19日、いずれも姶良市のJA葬祭やすらぎ西部斎場で行われます。