17日は暑い一日となりました。
青森県東通村小田野沢で、6月の観測史上最高の30℃を記録するなど「真夏日」となったのは5地点に上りました。また、今シーズン初めて熱中症の危険度を表す指標が青森市などで「厳重警戒」となりました。
日差しが降り注いだ17日の県内。
31.7℃と今年一番の暑さとなった三沢市では、子どもたちが浜辺で体を動かしていました。
海で遊ぶ人は
「めっちゃ暑いです。いまは気持ちいいです」
Q.海の水はどうですか?
「しょっぱいです」
海風もあり、ビーチで遊ぶ人は心地よさそうでしたが、この暑さは「厳重な警戒」が必要なものとなりました。
最高気温が30℃以上の「真夏日」となったのは、32℃の五所川原や30.4℃の青森など5地点に上ります。
このうち、東通村小田野沢は30℃で1976年の統計開始以来、初めて6月に「真夏日」となりました。また、11の地点で今年一番の暑さとなりました。
県内は3日前に梅雨入り。この湿度の高さが拍車をかけ熱中症の危険性が高まった1日となりました。
環境省が公開している危険度を表す指標「暑さ指数」は、小田野沢や五所川原などで今年県内で初めて「厳重警戒」となりました。

「厳重警戒」に値する指数が出た場合は、外出時は炎天下を避け、室内では室温の上昇に注意する必要があります。
青森テレビの調べでは、県内は八戸市と青森市、それに東北町で男女合わせて5人が熱中症やその疑いで病院に搬送されています。いずれも命に別状はないということです。
気象台によりますと、18日の最高気温は弘前で31℃、青森で30℃と予想されています。
「暑さ指数」も18日正午に弘前や五所川原で「厳重警戒」の値が予想されるなど、熱中症への対策が必要です。