環境省と気象庁は、県内全域で熱中症の危険性が極めて高くなるおそれがあるとして、熱中症警戒アラートを発表しました。

熱中症警戒アラートの発表は、奄美地方は2日連続、薩摩・大隅、種子島・屋久島地方は今シーズン初めてです。

17日の予想最高気温は
▼鹿児島市・奄美市名瀬で33度
▼鹿屋市・沖永良部島で32度
▼阿久根市、枕崎市、種子島で31度と、各地で30度以上の真夏日となる見込みです。

気温や湿度などから推定する4段階の暑さの指数は、県内の広い範囲で最も高い「危険」なレベルまで上がる見込みです。

県によりますと、16日は、午後4時までに県内で7人が熱中症の疑いで救急搬送されていて、今月に入って救急搬送された人はあわせて100人に達しています。

環境省と気象庁は、外出はなるべく短時間にしたり、暑い時間を避けるなどしたりするほか、室内ではエアコンを使い、こまめな休憩、水分・塩分補給を心がけるなど、熱中症対策を呼びかけています。

▶鹿児島県内の予想最高気温・最低気温は画像で掲載しています。