ロシア政府系テレビの生放送中に「戦争反対」のメッセージを掲げて抗議した女性がドイツのメディアで記者として働くことが決まりました。
ロシア政府系テレビの元職員マリーナ・オフシャンニコワさん(43)は先月14日、ニュース番組の生放送中に「戦争反対」と書かれたメッセージを掲げて抗議した後、拘束され、その後、罰金を払い釈放されました。
ドイツのメディア大手アクセル・シュプリンガーは11日、オフシャンニコワさんについて自社が発行するウェルト紙の特派員として働くことになったと発表しました。
ウェルト紙の編集長は「国家の弾圧にもかかわらずジャーナリズムの最も重要な倫理を守った」と称賛。
オフシャンニコワさんは「ジャーナリストとして自由のために立ち上がることが、自分の責務と考えている」とコメントしました。
オフシャンニコワさんは、フランス・マクロン大統領からの亡命の提案を「私は愛国者だ」と断り、現在もロシアにとどまっていて、今後はロシアやウクライナから特派員として活動するということです。
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