いわゆる「道路標識」に関心が深い記者が取材しました。

一時停止や速度制限など、街中の道路にあふれるさまざまな標識。
そんな中、全国でも松山市内にだけ設置されている道路標識があるんです。

それが、こちらです。
おくるみに包まれ、ナイトキャップをかぶった赤ちゃんでしょうか。
なんとも幸せそうな表情で眠っているように見えます。

こんなに可愛らしい道路標識が何のために、なぜ設置されたのか、取材しました。

【後編はこちら】道路標識 全国で唯一なの? 戦前の道路標識 高松市内の山の中にどうして残ったの? そもそも何て書いてあるの? 詳しい経緯など調べてみました

始まりは「これ良くない?」

そのきっかけは、記者に送られてきた1通のメッセージでした。

「これ良くない?」

そこにあった写真には高架道路を背景に安らかな表情を見せる可愛らしい赤ちゃんの絵
これは一体…。

現場に向かうとそこにはすやすや

記者は早速、その標識が立つという松山外環状道路の側道に向かってみました。

(城 健大呂記者)
「ありました、ありました!『静かに』と書かれた道路標識がありました!」

高架道路に並行する側道。
ドライバーに向けれた青い道路標識の中には、全身を丸いおくるみに包まれ、ナイトキャップを被り、とっても気持ち良さそうに目をつむる赤ちゃんの姿が。

なんだろう…とっても可愛らしい。
こんな道路標識見たことがありません。
「静かに」の呼び掛け、妙に説得力がある気がします。