暴力団排除運動を進める団体の総会が12日、開かれました。近年多発しているトクリュウの事件の背後には暴力団が関係しているとみられます。

「高知県暴力排除運動推進連合会」は暴力団の排除に向けた様々な活動を行っています。県警によりますと現在県内には、およそ10の暴力団組織があり40人ほどの構成員がいるということです。構成員の数は減少傾向にありますが、多発している匿名・流動型犯罪グループによる特殊詐欺などでは背後に暴力団が関係していると見られています。

(県暴力排除運動推進連合会 竹﨑公一 会長)
「(被害金の)多くが暴力団の資金源となっていると思われる、私たちは運動としてその対応についても考えていかなければならないと思います」

「特殊詐欺など報道されているのは氷山の一角」としていて、今後も暴力団が入ってこない社会作りを進めることにしています。