新夕アナ:
激しい争いが続きますね。その中で次戦、第3戦目がセルビア。

古賀さん:
またヨーロッパのチームなんで。

新夕アナ:
高いですね。

古賀さん:
ルブリッチ(31、身長202cm/オポジット)。名門のJTサンダーズ(現・広島サンダーズ)でプレーしてた。当時はねすごい若い選手で、ミスが多かったんですけど、またいろんなとこで経験してね。通過点も高いですしね。決定力がものすごいある選手。

新夕アナ:
そこをまずどう止めていくか。

古賀さん:
そこをやっぱり日本特有の、今日もね素晴らしい繋ぎたくさんありましたしね。ブロックで駆け引きしたりしながらですね。彼を何とか仕留めていければ、十分日本としての勝機はあるかなというふうに思いますね。

新タアナ:
今日はリバウンドがちょっと取りきれなかったりとか、そういうのもあった。

古賀さん:
細かいところがね、そうですね。特に2セット目ですよね。そこが出てきたのは。3本ぐらいリバウンドを取れればっていうところがね。そういった部分は多分ティリ監督も絶対なくしたいところですし、そういった部分のミスが出ないところが日本の強さでしょうからね。

新タアナ:
セルビア戦、注目する日本選手は誰でしょう。

古賀さん:
今日のプレーを見るとやっぱり甲斐優斗選手じゃないかなと思うんですね。サーブにスパイクに。レセプションもね、狙われてたんですけどね。ほとんど返してました。

新タアナ:
いわゆる今シーズンも海外に行こうかとも思ってたらしいんですけど、ただ日本に残った方がサーブレシーブがしっかりとできるんで。自分の課題はサーブレシーブだからその強化ができるということで日本に残ったって言っていたんですよね。そういう意味でも自信を持って。

古賀さん:
着実にステップアップしてるっていうことですよね。2mのアウトサイドであの動き。言うことないっす。

新タアナ:
そうですね。やっぱり切り返しの動きとか速くなりましたからね。

古賀さん:
去年よりもパワーがついたような。サーブに関してもね。レシーバーを弾き飛ばすようなサーブを何本も打ってましたからね。

新タアナ:
あとやっぱ古賀さんリベロはどうですか?

古賀さん:
両リベロとも素晴らしい持ち味を出しましたしね。小川(智大)選手は小川選手で恐らくティリ監督が求めている守備範囲を広くっていうところを。彼の一番の持ち味でしょうからそこを十分に、存分に出してましたし。藤中(颯志)選手は本当に堅実なところと、あとは粘り強さですね。4セット目、最後、これもう絶対落ちるんじゃないかっていうようなボールも何とか食らいついてあげてましたからね。しっかりアピールしましたよね。

新タアナ:
今日は本当に初出場の選手が多かったんですけど、誰も引くことなく物怖じせずに。

古賀さん:
そうですね。しっかりファイティングスピリッツを持って戦ってましたね。

新タアナ:
明日以降も楽しみですね。

古賀さん:
楽しみです。その一言に尽きますね。

新タアナ:
期待して見守っていきましょう。今日はどうもありがとうございました。

古賀さん:
ありがとうございます。