随意契約で調達された政府備蓄米の販売が、広島県内でも本格化してきました。12日の朝には、ドラッグストアでも販売が始まりました。
販売が始まったのは、県内の「ドラッグストア コスモス」55店舗です。1店舗あたり40袋の古古米が5キロ1980円で販売されました。広島市中区の吉島新町店では来店客が早速、手に取り午前10時の開店から50分で売れ切れました。
男性客
「久しぶりですね、コメ食べるの」
女性客
「家のコメがなくなってるので、初めて買うのですがどうれしいです」
男性客
「とても安い。ただ心配なのは生産者の方が今後どうなっていくのか、減反政策が今後どうなっていくのか、備蓄米の販売はありがたいですけど一瞬ですから」
コスモス薬品店舗運営部 谷口將也エリア長
「お米は精米したてが一番美味しいので、買いだめとかせずに自宅でのお米がなくなったら、次のお米を買って頂くといいのかなと思います」
次の販売時期は未定ですが、コスモス薬品は5月末、随意契約の備蓄米2万トンを調達していて、精米作業を急ピッチで進め、消費者に届けていきたいとしています。