四日市の「災害」 当時の映像を後世に

(門脇篤さん(91))「(撮ったのは)近鉄電車の方で、出勤しないといけないけど、電車が動かなくて。スクーターで出かけているとすごくひどいことになっているので、道中カメラで写しながら行こうとしたけど行けなかった」

水に浸かった街を歩く人々。倒れ込む電柱など、当時の様子がありありと映し出されています。災害は他にも。

(映像ナレーション)「除雪車のない近鉄電車。スロー運転でダイヤは大幅に乱れています」

四日市市で観測史上最大の36cmの積雪を記録した、1995年12月の大雪。

(映像ナレーション)「除雪の備えのない四日市。四日市市始まって以来の記録破りの大雪で、市内は完全な交通まひ」

そして2000年の東海豪雨でも、水に浸かった四日市市内の様子を自分で撮影しました。

(門脇篤さん(91))「昔こんなことがあったというのを、後世に伝えていきたい。のほほんとした町ではないと。最近特に言いますもんね、東南海大地震とか。昔の映像を見て、この町もそうなるって思ってほしい」