現役の映像作家 91歳の師匠
(学芸員 森拓也さん(71))「私の師匠です」

門脇篤さん91歳。
いまも四日市市のケーブルテレビで、月に2本映像作品を出している現役の映像作家です。

自宅には、プロと同じレベルの編集設備が。映像編集や字幕の作成も一人で行なっています。そして、何より大切にしているのが、過去の映像です。
(門脇篤さん(91))「映像を残すというのはとにかく大事なこと。30年・50年の後に昔の風景が見えるのは、私らはすごくうれしい。大半の人は、『昔(の町)はこんなのだった』って感激してくれると思う。そういう意味で残していきたい」

(映像ナレーション)「これから1号線を名古屋方面へ向かいます。まず諏訪新道です」
66年前の1959年、約5000人の犠牲者を出した伊勢湾台風。これは台風が去った翌日の三重県内の映像です。
