大雨の影響で交通に乱れが出ていていますが、JR指宿枕崎線は、一部の区間で運転を再開しました。

大雨の影響で、県内のJR在来線では、11日、始発から運転を見合わせている区間があります。運転を見合わせているのは吉都線の全線です。

指宿枕崎線は、11日朝から全線で運転を見合わせていましたが、午後2時半すぎ、鹿児島中央と喜入の間で運転を再開しました。喜入から枕崎の間は、運転を見合わせています。

そのほか運転を見合わせているのは、日豊本線の鹿児島から西都城の間。鹿児島本線の鹿児島から川内の間。肥薩線の隼人から吉松の間です。

特急の「指宿のたまて箱」の全列車、「きりしま」も一部、運休しました。

鹿児島中央駅では、連日の運転見合わせで、登校できず戸惑う生徒・学生の姿が見られました。

(高校生)「まだ学校から(休校の)連絡がなくてまだ待つつもり。復旧を頑張ってほしいです」

(大学生)「(大学に)行っていいのかわからなくて、とりあえず来たけど、この状況なのでどうすればいいんだろう」

一方、一部の地域に「警戒レベル4」の避難指示を発表している鹿児島市は、継続中の大雨警報が、なくなり次第、解除するとしています。