「ダイハラ」「ホワハラ」「票ハラ」…
これらは、ハラスメント防止に取り組む「一般社団法人 日本ハラスメント協会」(大阪市)が認定する、45種類のハラスメントの一部です。
※記事の最後に「職場でよくあるハラスメント」45種類の「名称/略称」と説明を掲載しています。

例えば、客の立場を利用して理不尽な要求をする「カスタマーハラスメント/カスハラ」。
熊本県庁では、「職員の約3割が、過去3年間にカスハラを経験した」とのアンケート結果が出ています。
そのうち約9割が電話でのハラスメントだったことから、県は5月、電話対応の内容を録音するシステムを導入しました。

国も対応を急いでいて、6月4日には、カスハラ防止を企業や自治体に義務付ける「パワハラ防止法(改正労働施策総合推進法)」が、参議院で可決・成立しました。
カタカタ、カチカチ・・・新たなハラスメント
45種類のハラスメントうち、協会が2025年に新たに追加したのは4種類※。
このうち、過剰な音で周囲を不快にさせるのが「音ハラスメント/音ハラ」です。
パソコンのキーボードをたたく音が大き過ぎたり、ボールペンを不必要にカチカチカチカチ鳴らしたり、周囲に配慮せず大声で話したり…。

気付かずについ、やりかねませんよね。
※2025年追加の4種類は「ダイハラ」「ホワハラ」「票ハラ」「音ハラ」