長崎県内では10日夕方にかけて線状降水帯の発生のおそれがあるとして、気象台は大雨と土砂災害などに警戒を呼びかけています。
九州北部地方に停滞する前線の影響で、長崎県内は大気の状態が非常に不安定となっています。
長崎県では10日夕方にかけて線状降水帯が発生するおそれがあり、11日明け方にかけて雷をともなった激しい雨が降り、災害の危険度が急激に高まる可能性があります。
降り始めからの降水量は雲仙岳で189ミリ、長崎市長浦岳で176.5ミリ、島原で152ミリとなっています。
11日正午までの降水量は多い所で1時間に50ミリ、24時間で120ミリと予想されています。
長崎地区に発表されていた大雨警報は、10日11時過ぎ、注意報に切り替わりましたが、気象台は引き続き土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒するよう呼びかけています。(10日正午現在)

