仙台市出身のピアニストの男性が2025年10月にポーランドで開催される世界最高峰のピアノコンクール「ショパン国際ピアノコンクール」に出場します。挑戦は2度目。仙台から世界に羽ばたこうとする若きピアニストが5年に一度の大舞台にかける今の思いを聞きました。
8日、仙台で開かれた「第69回全東北ピアノコンクール」。
東北の若手ピアニストの登竜門として長い歴史を持つコンクールで、8日の本選では予選を勝ち抜いた7人が演奏の腕を競いました。
審査の後、会場で特別演奏を披露したのは、仙台市出身のピアニスト京増修史(きょうます・しゅうし)さん(29)です。

ピアニスト・京増修史さん
「また聴きたいなと思ってもらえるのが一番うれしい」

京増さんは、5年に一度開かれる世界最高峰のピアノコンクール「ショパン国際ピアノコンクール」の予備予選を2025年に勝ち抜き、10月にポーランドのワルシャワで開催される本大会への出場を決めました。
京増修史さん
「あまり優勝したいとか思うと絶対に力んで変な演奏になるので、自分が考えるショパンの演奏をしっかり届けられればどんな結果であろうと満足」
