新大阪・梅田から万博会場につながるアクセスルートで、タクシーが約2キロ逆走していたトラブルを、発生の約2週間後に公表した大阪市。発表までの”タイムラグ”はなぜ発生し、なぜ公開に至ったのか…。横山英幸市長と担当部局に聞きました。
■5月23日に逆走発生

淀川沿いを走る専用道路『淀川左岸線(2期)』は、夢洲の万博会場へのアクセス向上のため、開催期間中(4月13日~10月13日)に、大阪市が許可したタクシーやバス、工事車両などが通行できます。
市によりますと、この道でタクシーの逆走が起きたのが5月23日。市はバス事業者から連絡を受けてトラブルを覚知し、同日(23日)中に通行許可を出す全事業者に注意喚起を実施しました。
また、中央分離帯に設置する三角コーンの数を増やして侵入防止の対策も行いました。しかし事案は発表されませんでした。
■6月4日に「逆走」報道
6月4日、AREAデジタルに『大阪・関西万博の会場に向かうタクシーが2キロ「逆走」 あわや大事故だったのに大阪市は公表せず』とする記事が掲載されました。















