大分県内の4月の有効求人倍率は、1.32倍と4か月ぶりに上昇し、新規求人数も去年から2.9パーセント増加しています。

大分労働局によりますと、県内の4月の有効求人倍率は、1.32倍でした。これは前の月を0.01ポイント上回り、4か月ぶりに上昇しました。九州の中では最も高い水準です。

ハローワーク別では、大分が最も高い1.48倍、豊後大野が1.18倍、別府が1.05倍と続いています。

新規求人数は、去年4月と比べ2.9パーセント増加し、産業別にみると「情報通信」や「サービス」など5業種で増加。「製造」や「卸売・小売」など4業種で減少しています。

県内の雇用情勢について、大分労働局は「緩やかな持ち直しの動きがみられるが、物価上昇などが与える影響に注視が必要」としています。