改修工事で明らかになった過去
電気ビルではことし12月のリニューアルオープンに向けて耐震改修工事がおこなわれていますがその工事の過程で内装を解体したところ空襲の熱で変形したとみられる鉄骨の痕跡が見つかりました。


濱田文仁さん
「熱によって曲がっている状況です。こちら側はより大きく曲がっていますが、そちらの方も大きく曲がっています」

空襲の爪痕はほかにも…
これは釘を固定するための「木レンガ」といわれるもので壁に打たれた状態で燃えた跡がそのまま残っています。

濱田文仁さん
「木を埋め込むんですけど、当時(89年前)のものはこういった形で炭化した跡がある。この辺りは比較的残っている部分で当時の火災の状況がよくわかる場所」
濱田文仁さん
「ある程度何かが出てくるだろうっていうのは考えていたが、これだけはっきり残されていてびっくりした」
