熱で変形した鉄骨…空襲の生々しい爪痕

耐震工事の設計を行う 濱田文仁さん
「このあたり、非常に熱が上がって変形するっていうそういったことが起こっていた」

熱で変形したような鉄骨、これは富山大空襲の爪痕です。

1945年8月2日未明、米軍爆撃機・Bー29が富山市の中心部に50万発以上の焼い弾を投下。市街地の99.5パーセントが焼失し、およそ3千人の命が犠牲となりました。

【撮影:谷田忠雄さん】電気ビルはこの空襲で焼失を免れた数少ない建物で今も、戦争からの復興のシンボルとして親しまれています。