2025年2月から5月にかけて宮城県丸森町に住む男性が、投資関連会社のマネージャーを名乗る男に投資名目などで現金約1500万円をだまし取られていたことが分かりました。
被害にあったのは、宮城県丸森町に住む無職の70代の男性です。
警察によりますと、2025年2月1日頃、男性がインターネットでFX投資業者のサイトにアクセスし個人情報を入力したところ、男性の携帯電話に投資関連会社のアカウントマネージャーを名乗る男から「FX投資で儲けたい金額の半分を投資資金として入金してください。1か月で倍にしてみせます」などと電話がありました。
その話を信じた男性が、指示通りに現金を振り込むと、男から利益が出ていると電話があったため、男性は、追加の投資や利益を引き出すための手数料の名目で男から指定された口座に、5月29日までの間、複数回に分けて現金約1500万円を振り込んだということです。
しかし、その後、男と連絡が取れなくなったことで、詐欺被害に気づきました。男性は、だまされた理由について「儲けたいから話を信じてしまった」と話していて、警察が特殊詐欺事件として捜査しています。